環境情報データ

2015年度の事業活動と主な環境負荷の全体像

 

廃棄物の削減

2015年度においては、リサイクル率99.7%、廃棄物排出量は、2010年度比26.3%減少となりました。

 

廃棄物のリサイクル

各種の廃棄物はマテリアルリサイクルを実施し、それが不可能なものについては、セメント原料としての利用やサーマルリサイクル化を実施しています。

 

廃棄物の発生抑制(総排出量)

総排出量を削減するため、廃材が発生しない材料・生産設備の整備をするとともに、さらに従来廃棄物としていたものを有価物として処分する等の工夫を行いました。 その結果、生産数量が減少した影響もあり、2010年度比26.3%削減となりました。

 

■リサイクル率

■総排出量

 

省エネルギー・地球温暖化の抑制

松尾電機グループでは、省エネルギー型の機器・設備導入、トランスなどの電力設備の適正化及び節電対策をすることで、CO2削減を図る活動を実施しました。

 

エネルギー使用量

生産部門では、主に生産数量が減少した結果、原油換算エネルギーは、2010年度比33.1%減となりました。
また、非生産部門では、エネルギー使用効率の高い設備への変更、そして省エネルギー活動に努めました結果、原油換算エネルギーは、2010年度比11.2%減となりました。
その結果、松尾電機グループの原油換算エネルギーは、2010年度比32.7%減となり目標を達成しております。

 

CO2排出量

松尾電機グループで使用する電力、ガス、石油のエネルギー使用量に対する二酸化炭素排出量は、原油換算エネルギーは減少したものの、「温室効果ガス総排出量の算定に係る他人から供給された電気の使用に伴う二酸化炭素の排出の程度を示す係数」が大幅に増加したため、2015年度は、2010年度比5.3%増となりました。

 

■松尾電機グループの原油換算エネルギー

(原油換算 KL)

2010年度 2015年度 2010年度比
松尾グループ全体 6,014.9 4,047.8 32.7%減

 

■生産部門の原油換算エネルギー

(原油換算 KL)

2010年度 2015年度 2010年度比
本社工場 738.8 497.8 32.6%減
福知山工場 4,656.5 3,119.0 33.0%減
島根松尾電子 488.3 316.7 35.1%減
合 計 5,883.6 3,933.5 33.1%減

 

■非生産部門の原油換算エネルギー

(原油換算 KL)

2010年度 2015年度 2010年度比
本社 121.6 114.3 6.0%減
営業部門 9.7 7.2 25.8%減
合 計 131.3 121.5 11.2%減

 

 

オフィスの活動

  • コピー用紙等の事務用品は、グリーン購入基準を定めて環境負荷の少ないグリーン製品を100%購入しています。
  • 毎月の電力使用量を監視し、不要な照明の間引き、室温測定を実施して、空調の適切な運転を実施しています。
  • 裏紙の再利用や不要なコピーの低減などの廃棄物削減活動を行い、排出時には分別した区分ごとに排出量を計測し監視しています。
  • 社有車は、燃費の良いハイブリッド車等の導入を推し進め、排ガスの低減を図っています。

 

環境汚染物質対策

松尾電機グループでは、生産段階で使用する大気汚染物質、オゾン層破壊物質の削減に取り組みました。

 

溶剤削減状況

本社工場、福知山工場、および島根松尾電子(株)の全生産拠点で大気汚染物質、オゾン層破壊物質を全廃しています。

 

PRTR対象物質の管理状況

PRTR法で定める化学物質の取扱い量や移動状況は下表の通りです。

※PRTR法:環境汚染物質排出・移動登録環境汚染物質の環境中への排出量、または廃棄物としての移動量を報告し公表する仕組み。

 

■2015年度のPRTR法第一種指定化学物質の排出及び移動量

[単位:kg]

第一種指定
化学物質の
号番号
物質名 取扱量 排出量 移動量
大気への排出 下水道へ移動 事業所の外へ移動
311 マンガン 441 0 0 441
6,368 0 0 6,368
6,809 0 0 6,809

注)本:本社工場、フ:福知山工場
従来記載していましたエチレングリコールは、PRTR法の報告対象外となりました。
ニッケルは有価物として売却処理したため、PRTR法の報告対象外となりました。

 

周辺環境保全への取り組み(法令遵守)

大気汚染、水質汚濁及び騒音の防止に関する取り組みについては、以下の項目で実施し、法規制及び自主的に定めた自主規制を遵守しています。

― は規制なし、または対象がない項目
※1:自主規制値
※2:福知山工場は、“5mg/L”規制値
※3:福知山工場と島根松尾電子は、21時のところは22時となります

 

法令違反・自主管理基準からの逸脱及び苦情等

2015年度は、周辺環境保全に関わる法令違反や自主管理基準からの逸脱、環境に関する苦情はありませんでした。

 

環境問題に対する製品開発の取り組み

松尾電機グループでは、法令や顧客の要求に基づいた化学物質の管理基準を定め、禁止された化学物質を使わない製品を開発し、製造販売する仕組みを構築し運用しています。

 

RoHS指令等への対応

一部の顧客要求のある製品を除いて、全ての製品について鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、PBB、PBDEを含まないRoHS指令に対応した製品を開発し、製造販売しています。

※RoHS(ローズ)は、Restriction of Hazardous Substances(危険物質に関する制限)の頭文字であり、電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令。

 

REACH規則への対応

全ての製品について、SVHC(高懸念物質)を含まないREACH規則に対応した製品を開発し、製造販売しています。

※REACH(リーチ)は、Registration, Evaluation,Authorization and Restriction of Chemicals(化学物質の登録、評価、認可及び制限)の頭文字であり、人の健康や環境の保護についての欧州連合(EU)による規制。

 

■対応状況

製品 タイプ 状況
タンタル
コンデンサ
二酸化マンガン ディップシリーズ
モールドシリーズ
チップシリーズ
対応
済み
導電性高分子 チップシリーズ 対応
済み
フィルムコンデンサ ポリエチレンテレフタレートフィルム
ポリプロピレンフィルム
ポリフェニレンスルフィドフィルム
対応
済み
回路保護素子 回路保護素子
高電流マイクロヒューズ
サージアブソーバー
対応
済み

 

環境に配慮した製品

環境に配慮した完全鉛フリーの各種製品を開発し、市場に投入しています。

 

サプライチェーンマネジメント

環境に配慮した製品を生産するため、原材料メーカーに対して当社が定める化学物質の使用禁止を要請しています。
2015年度は、全ての固体材料について環境品質における受入検査を実施した結果、自主管理基準を超える不純物が入った材料はありませんでした。

 

環境会計

松尾電機グループの2015年度の環境保全コストは、約7千5百万円となりました。 設備投資としては、空調機の省エネルギー対応品への入替えを行い、エネルギー効率の向上を実施しました。

 

2015年度環境保全コスト

■環境保全コスト ~事業活動に応じた分類~

単位:(千円)

分類 主な取り組みの内容 投資額 投資額
(1)事業エリア内コスト

(1)-1
 公害防止コスト
大気汚染、水質汚濁、騒音防止等の
費用及び低騒音設備の導入
16,739
(2)-2
 地球環境保全コスト
温暖化防止等の費用、省エネルギー
に関する設備導入
90 8,667
(3)-3
 資源循環コスト
廃棄物削減、リサイクル化等の費用 20,259
(2)上・下流コスト 環境製品の生産設備導入 510
(3)管理活動コスト 環境マネジメントシステムの運用、
監視/測定費用
29,172
(4)研究開発コスト 製品開発等の費用 102
(5)社会活動コスト 環境情報の公表及び環境広告のため
の費用
0
(6)環境損傷対応コスト 0
合 計 90 75,449

集計範囲:松尾電機グループ
対象期間:2015年4月1日~2016年3月31日

 

2015年度環境保全対策に伴う経済効果

環境保全効果は、再資源化材の売却により、約2千5百万円となりました。

 

■環境保全対策に伴う経済効果 ~実質的効果~

単位:(千円)

効果の内容 金 額
収 益 主たる事業活動で生じた廃棄物のリサイクル又は使用済み製品等の
リサイクルによる事業収入
25,243
合 計 25,243

集計範囲:松尾電機グループ
対象期間:2015年4月1日~2016年3月31日

以上